自費リハは『自称リハ』と呼ばれるようになるのか?パート①

民間事業者が提供している自費リハは、年々拡大傾向にあります。今回はその自費リハを『自称リハ』として呼んでいる調査報告書をまとめてみます。

調査報告書

公益社団法人 日本医師会日本医師会総合政策研究機構から令和2年2月に出された調査報告書を見ていきます。本調査報告書は、公的保険外・医療周辺サービスの実態調査としてまとめられたものです。

自費リハを『自称リハ』と呼ぶ

この調査報告書では、医療機関以外の民間事業者が提供する医療行為でないサービスを自費リハではなく『自称リハ』と呼んでいます。

自称:自分で名乗ること

「自称○○」という言葉は、他者に認められているものではなく自分で勝手に名乗っているだけというネガティブな印象を持つ方も多いのではないでしょうか。ちょっと悪意のある言葉で定義づけをしている調査報告書のように思えるのは私だけでしょうか。この調査報告書で定義した言葉をまとめると以下のようになります。

本意ではないですが、このブログでも自称リハという言葉を使用していきます。

私見を先に述べます

『自称リハ』

この言葉には反対です。

現在の自費リハで結果を出している方々を多く知っています。需要があって供給がある。受けたいと思っている方が契約して提供する側も誠心誠意提供する。このような構図を『自称リハ』というネガティブな言葉で表すことには抵抗を感じます。ネガティブな印象を私が持っているだけなのかもしれませんが、実際にその分野で働いている方はどのように思うのでしょうか。調査報告書の中身についてはボリュームもありますので、複数のパートに分けてあげていきます。

頑張れ!

自費リハ!