2020.4.30『リハビリテーション実施計画書の変更』

後だしじゃんけん。

この言葉が適切な2020.4.30厚労省からの事務連絡。文字が小さいと不評だった実施計画書に「栄養項目」が追加されました。様式21に限れば追加ですが、様式23で言うと場所の変更と表現できるかと思います。

さらに文字が小さくなる。そして急遽変更を余儀なくされる。

特に回復期リハ病棟入院料1を算定している病院は大変ですね。

2020.4.30厚労省事務連絡

GW前にビックリする事務連絡は次の通達です。

別添1の様式21・様式23に訂正が入りました。詳細は以下からご確認ください。

www.mhlw.go.jp/content/12400000/000626841.pdf

赤色部分が訂正・追加された部分です。(様式21)

この追加によってもたらされる悪影響

急遽の変更によって慌てている病院も多いのではないでしょうか。

この追加の疑問・影響を3点挙げます。

①レイアウトを考え作成していた病院は再度用紙変更を求められ
 業務過多になってしまう
②文字が小さいと不評の様式21をさらに小さくするのはなぜか
③実施計画書は疾患別リハ算定のために必要な用紙であるが
 その用紙に回復期リハ病棟入院料1の要件を加えることに
 どのような意味があるのか

栄養が重要であることは承知です。しかし上記の疑問や影響を考えると、この時期の用紙変更には疑問が残ります。後だしじゃんけんはズルいと子供の時に教えられたハズでは・・。せめて4月上旬の変更であれば良かったのですが。GW前というところで非難は免れませんね。厚労省さん。