事業所評価加算の要望について(追加)~介護給付費分科会資料~

今まで2回事業所評価加算についてまとめてきました。

↓ 過去の記事です。

介護給付費分科会での要望

R2.8.19の介護給付費分科会では、日本病院会・全日本病院協会・日本医療法人協会・日本精神科病院協会の4団体から、以下のような要望がまとめられました。

その中で事業所評価加算の課題が、R2.8.3の介護給付費分科会から新たに出されていましたので。以下に記載いたします。

事業所評価加算の計算式の見直し

2006年に新設された事業所評価加算。以前は介護保険が一年ごとの更新が多かったため後進の帰還と見合っていましたが、昨今は更新の期間が長くなったため、そもそもの母数が少なくなり実情と合わなくなってきています。そこで計算式を見直すように検討いただけないかという要望です。

まとめ

この計算式が実情に合う形に変更されれば、今よりも算定件数は延びるものと思われます。この加算は介護分野における状態の維持・改善を指し示すアウトカム指標のため、もう少し算定件数が伸びてくると、介護部門も結果を求められるように意識が変わってくるものと思われます。全てが「結果」で評価されるのではなくストラクチャー指標プロセス指標組み合わせた形での介護報酬であればいうことはないですね。