これまでに何回か見直しされてきた夜間看護体制加算。見直しのたびに疑義解釈ではいくつか挙がってきました。今回の疑義解釈ではどうだったのでしょうか?
今回は5つ挙がっていましたが、その中身をまとめていきます。
夜間って大変なの?
夜間の看護業務は緊迫しています。厚労省も様々なデータを駆使して、その過酷な状況を把握しています。そのデータの1つである看護職員の業務負担感」のデータを下記に示します。
以下ランキング形式でワースト3をまとめます。
やはり夜間の見守りに業務負担感を感じている方が多いという結果になっています。
満たさなければならない項目が追加!
そんな業務負担感を軽減するために、2020診療報酬改定で満たさなければならない4項目が追加されました。
今回は疑義解釈メインですので、追加4項目については深堀しませんが、疑義解釈5つの内4つが新項目についてのものでした。
やはりみんな気になっているのですね。
疑義解釈をみていく
①夜勤後の休日確保
②柔軟な勤務体制の工夫
③院内保育所の利用実績
④ICT.AI.IoT等の活用
⑤5割以上の療養上の世話
まとめ
夜間の看護業務は激務です。日によったり、時間によったりはあるようですが。
(以下看護師さんより聴取。)
Q.夜間帯の業務ってどんな状況ですか?
レジ1人で急に団体のお客さんがいっぱい来たコンビニのような慌ただしさ。
いや、それ以上かも。
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仮眠中になってもいないナースコールで目が覚める(あっ、夢か・・・と気づく)
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ベテランになるほど「今日は何も起こらない」「今日はヤバイよ」というのが分かる。
一種の予言。テレパシー?
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そんな状況を鑑みて改定のたびに夜間の体制の見直しがされている昨今です。
しかし!増点されている夜間の看護体制が現場に還元されているのか!
現場への還元は給料UPです!もしくは夜間帯の人員増です!
夜間帯の看護師さんは本当に大変です!
頑張れ!夜勤看護師さん!
頑張れ!給与反映できる病院幹部の決断!