4月半ばを過ぎると新入職への指導について悩まれる方も多くいるかと思います。.
「思ったように伝えられない」「1から10まで教えても結局残っているのは1か2程度・・」「言葉で教えるのは難しい」
教育って難しいですねー。
教育の真髄『冷暖自知』
『冷暖自知』を一言で言うとあれこれ考えずにやってみろと言うことです。
冷暖・・・冷たいか暖かいか
自知・・・自分で知る
水が冷たいか暖かいか、そんなことは人から説明を聞くよりも自分で触ってみればすぐに分かることだ。という禅の教えです。
元々、禅や仏法では悟りは師から教わるのではなく自らの体験を通して会得し悟る以外は他に方法はないと言われています。
私はこの話を聴いて「えー、自力かよー」と思っちゃいました。禅きびしー。
禅をアレンジしてみる!
冷暖自知を真に受けて、新入職の方に「自分で体験して学べ」と言っても無理な話です。
1から10まで教えて2までしか分からなかった場合を考えてみます。
冷暖自知で言うと「触ってみたけど冷たいか暖かいかちょっと分からないですね」といった状態でしょうか。
このような新入職の方には3から10の理解の仕方を事前に教えれば良いかと思います。冷暖自知で言うと、水に触る前に冷たい感覚と暖かい感覚の違いを事前に教えるような工夫のことを指します。
冷暖自知は自分で体験して学べと言うことですが、その体験が有意義になるような指導者の準備や説明があっての冷暖自知かと勝手にアレンジしました。
『環境整備で冷暖自知』
を新しい禅の言葉に認定します!
環境整備で冷暖自知
環境整備で冷暖自知
うん。
語呂がいい!
明日新入職に言ってみよう!
んっ?!いや、やめとこう!