本日の相談者
心にゆとりをもつための相談室
本日の相談は「私イライラしやすいんです」とイライラしている自分を変えたいと思っている30代の女性です。
相談内容
穏やかに過ごしたいと
思っているのですが
いろいろなことに
イライラしてしまうんです。
イライラの感情は誰が作っているのか?
「イライラの感情は誰が作っているのか」を探る前に、私たちが起こしやすい間違いを先に述べます。私たちは日常生活で様々な出来事が起こります。良い出来事も悪い出来事もあります。その出来事によって、良い気持ちになったり、悪い気持ちになったりします。そのように思えば、出来事が感情を引き起こしていると勘違いしてしまいます。
えっ?
出来事によって
感情が湧きおこるのではないの?
心理学者のアルバート・エリスは論理療法、ABC理論で
「出来事→○→感情」
出来事と感情の間にワンクッションあると謳っています。
出来事が感情を引き起こすのならば、同じ出来事であれば、全ての人は同じ感情を引き起こさなければなりません。
当然、同じ出来事であっても、全ての人が同じ感情になるとは限りません。
「出来事→受け取り方→感情」
そう!出来事と感情の間には自分の受け取り方があります。
.
(出来事)
子供がおもちゃを片付けない
(受け取り方)
子供であろうが片付けるべきだ
(感情)
何で片づけないの!イライラ
.
(出来事)
子供がおもちゃを片付けない
(受け取り方)
今日も元気に遊んでくれたね。
(感情)
一緒に片付けよう。ニコニコ
まとめ
イライラは私の受け取り方の問題だったの?
過去を責めるのではなく、
今後の受け取り方を
変えるきっかけに
なるようにしましょうか。
「過去を責める」
という受け取り方ではなく
「次から活かせる!」
という受け取り方ですね。
受け取り方の癖は知らず知らずのうちに染みついています。過去を責める受け取り方や自分を卑下する受け取り方が癖になってしまっている人は多いようです。
すぐには受け取り方は
変えられないと思いますが
出来事が起こった時に
どのような受け取り方をするのかは
自由ですよね。
自分で自分の人生を
選べるようにしていきます!
そうですね。
自分の人生なので
自分で良い受け取り方を
選べると素晴らしい人生に
なるでしょうね!