公認心理師試験を2回受験して分かったこと

公認心理師試験の詳細を知る

試験時間

公認心理師試験の試験時間は午前と午後に分かれています。

午前10:00~12:00(120分)

午後13:30~15:30(120分)

120分。集中力が持続するかどうかが鍵ですね。

問題数と配点

問題は2つに分かれています。知識を問う一般問題。実際を問う事例問題。

【一般問題】116問(配点1点)⇒満点116点

【事例問題】38問(配点3点)⇒満点114点

したがって合計154問⇒満点230点。中途半端な点数ですよね。合格するには6割以上の正答を必要とします。230点×6割=138。頑張って138点以上を目指しましょう!

試験時間と問題数から解答時間を計算

これまで試験時間と問題数をまとめました。試験を受ける上で、時間配分は気になるところですし、逆算しながら解答していくと思います。では、1問あたりにかけられる時間はどのくらいなのでしょうか?

午前試験は120分で77問。77問の内訳は

一般問題58問(1問1分)⇒58

事例問題19問(1問3分)⇒57

したがって合計77問⇒115。実際は見直しの時間も計算すると、1問あたりにかけられる時間はもう少し短いかと思われます。ちなみに問題の順番は一般問題→事例問題となっています。

2回の公認心理師試験の経験からアドバイス

私の失敗から記載していきます。第1回公認心理師試験の時は、試験前に配点は公開されていませんでした。もしかしたら公開されていたかもしれませんが、少なくとも私は知らないまま試験に臨みました。したがって一般問題から順に解いていきました。そして見直しも同じように一般問題から見直していき、事例問題の見直しは時間が足りない状況となりました。

失敗①事例問題の見直しは重要!

配点の高い事例問題の見直しは重要です。十分な時間がとれるように考えましょう!見直しの時間は事例の読み返しの時間も入ってきます。見直しに時間がかかる状況も勘案しましょう。

失敗②解答・見直しの順番が大事!

もし、解いていく順番を①一般問題 ②事例問題 ③一般問題の見直し ④事例問題の見直しとするのであれば、②と④の間に③一般問題の見直しが入っています。この③の干渉が失敗です!失敗①でも述べましたが事例問題の見直しは、事例の読み返しの時間もかかります。したがって事例問題の見直しをする前に③の一般問題が入ることで、どんな事例だったか忘れてしまい事例の読み返しにより時間がかかってしまうということです。

おすすめの順番は①一般問題 ②事例問題 ③事例問題の見直し ④一般問題の見直しです。①一般問題 ②一般問題の見直し としてしまうと時間がかかってしまい、配点の高い事例問題に焦りが生じてしまいます。また、一般問題を解くことで、試験の雰囲気に慣れ事例問題が解きやすくなります。

第2回公認心理師試験では、上記の順番戦略で事例問題の正答率が上がりました!

事例を制する者は公認心理師試験を制す!