その②では回リハ機関誌をもう少し読み進めていきます。
↓ その①の記事は以下からご参照ください。
日常生活機能評価とFIMを考える
2020年改定から回リハの重症度は日常生活機能評価(10点以上)もしくはFIM(55点以下)で表してよいという改定となりました。
日常生活機能評価の実情
日常生活機能評価の実情を示す前にFIMの実情は「回リハシリーズ②」『回復期リハ病棟のFIM利得の限界を語る!』で示していますので以下からご確認ください。
回リハ機関誌はN=39,770のデータを用いて、入院料別の入院時日常生活機能評価の点数をグラフ化して示しています。
以前から指摘されていたことなので十分承知の上かとは思いますが、重症の境界線の10点が不自然に多い状況となっています。逆に9点は不自然に少ない状況となっています。回リハ機関誌には、10点には本来の9点が含まれている(多分)と記載されています。公式の機関誌でこのようなストレートな表現で警鐘をならしているということは自団体の不正を公表しようとしているまさに回リハの半沢直樹と言わざるを得ません。
入院時日常生活機能評価とFIM総点の関係性を考える
入院時日常生活機能評価は9点→10点のアップコーティング
FIMに関しては年々回リハ入院時の点数が下がっているダウンコーティング
両コーティングが半沢直樹の暴露本という回リハ機関誌で示されました。ではこの両者のクロス図を見ていきましょう。
あれ?入院時の日常生活機能評価10点のところが不自然になっています。半沢直樹がウズウズしているのではないでしょうか?この解説については長くなりそうですので、上のクロス図の説明は別でまとめていきます。
↓ 以下、記事をUPしました!