会議で発言した時や誰かに悩みを相談をした時に一番言われたくない言葉。
「でもさ~」
自分の思いを否定された感じが残ってしまうため、次からの話しの展開を身構えてしまいますよね。しかしある時に気が付きました。自分も「でもさ~」を多用していたことを。なんということでしょうー。さぁ、こんな時に落ち込まずにセルフカウンセリング。嫌な言葉を使ってしまったのは過去。これからどうしていくのが良いのか自分の言動を考えてみました。
何かのことを話す時の第一声をポジティブに!
自然なポジティブな言葉って?
何か尋ねられた時の第一声は、ネガティブな言葉で返すのではなく、ポジティブな言葉で返す。しかも自然な形で会話に盛り込めるようなポジティブな言葉で。いやー難しい!
考えてみました。
相手「~って思うんだけど、どう?」
①「いいと思います。」 ②「それ、いいですね。」 ③「すごい、いいですね。」
「いい」の3段活用
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相手「~って思うんだけど、どう?」
④「なるほどですね。」 ⑤「よく考えられてますね。」 ⑥「その視点は自分にはなかったですね。」
「相手を称える」3段活用
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相手「~って思うんだけど、どう?」
⑦「そういう考えもありましたね。」 ⑧「自分の考えとほぼ一緒ですね。」 ⑨「共感できる部分がたくさんありますね。」
「自分の意見を匂わせる」3段活用
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相手の意見によって使い分けられるように3段活用で考えてみました。仮に相手の意見が良いと思わなくても、ポジティブな言葉で返すことが出来るように、自分の返答の引き出しを整理しました。ポジティブな返答の引き出しがあるとコミュニケーションが楽になります!
ポジティブな言葉の前が重要だと気づく!
ポジティブな言葉を整理して実践してみました。
「あれ?思ってたのと違う・・・」
率直な感想です。ポジティブな言葉で返すと、相手の反応もポジティブになるものと思っていたのですが、どうも相手の反応が「思ってたのと違う・・・」のです。ここでまた考えてみました。私が考えたポジティブな言葉は、カテゴリーでは「ポジティブ」ですが、全て同じものではなく一つ一つの言葉の背景が違うということに気が付きました。そこで私はポジティブな言葉で返す前の態度に着目し変えてみることにしました。
例えば、相手を称える時に使う
④「なるほどですね。」 ⑤「よく考えられてますね。」 ⑥「その視点は自分にはなかったですね。」
の言葉の背景は
自分には持っていなかった相手の意見に初めて遭遇した瞬間
であるということです。テレビドラマを見ていても、棒読みのように聞こえる俳優・女優と感情が伝わってくる俳優・女優がいるように、言葉の背景を的確に表現できることが、相手に伝わる極意であると気づきました。
そう。カイジを見て気づきました。
藤原竜也のように感情を言葉にする。
「うわ〜、キンキンに冷えてやがる!」
「これを真似しよう!」
私も相手を称える時に使う
④「なるほどですね。」 ⑤「よく考えられてますね。」 ⑥「その視点は自分にはなかったですね。」
の時は、第一声の前に
「うわぁ~~!」
と表現するようにしました。
④「うわぁ~~!なるほどですね。」 ⑤「うわぁ~~!よく考えられてますね。」 ⑥「うわぁ~~!その視点は自分にはなかったですね。」
この藤原竜也流の表現方法でポジティブな言葉が、よりポジティブな言葉に変革したのです。他の言葉を使うときも同じように、言葉の前に藤原竜也を意識するようになりました。相手に伝わる。伝わる。伝わりすぎて若干引かれてる?
語尾を延ばすと感情が伝わる余韻になる!
藤原竜也で相手に伝えると、ある程度は相手に伝わってポジティブな感情を持ってくれるようになったのですが、いやー藤原竜也の演技
どうもクセが強い!
何とかもう少し自然な形で、ポジティブな言葉を返せないだろうか。こちらの感情も伝えながら。ここでまた考えました。冒頭の藤原竜也が強ければ、語尾で調整できないだろうか。語尾を伸ばすことで、感情がゆっくり伝わる余韻になるのではないかということに気づきました。
そう。
半沢直樹を見て気づきました。香川照之が演じる大和田常務は語尾を延ばすことが多いのです。その語尾を延ばしている間に顔でさらに感情を伝える。
「これを真似しよう!」
相手を称える時に使う
④「なるほどですね。」 ⑤「よく考えられてますね。」 ⑥「その視点は自分にはなかったですね。」
の冒頭部分は藤原竜也で。
④「うわぁ~~!なるほどですね。」 ⑤「うわぁ~~!よく考えられてますね。」 ⑥「うわぁ~~!その視点は自分にはなかったですね。」
これに香川照之の語尾延ばしを加えると
④「うわぁ~~!なるほどですね~~~~~。」 ⑤「うわぁ~~!よく考えられてますね~~~~~。」 ⑥「うわぁ~~!その視点は自分にはなかったですね~~~~~。」
実践してみた結果
クセが強い!両俳優はクセが強いので、実践する時はマイルドに。実践してみた結果、第一声をポジティブな言葉に変えるだけで、その後の相手との関係性は良好なものになり、こちらの意見もポジティブに返してくれることが多くなったような気がしています。
楽しみながら相手とのコミュニケーションを図る。
私の場合の楽しみながらは、俳優の良い部分を取り入れるということでした。皆様もコミュニケーションを楽しむ自分だけの術を探してみてください。